合同報恩講2011

今回初めて合同報恩講に参加させてもらった。

今回は親鸞聖人750回忌大遠忌にあたるので、若朋会のメンバーによる宗祖讃仰作法の音楽法要のお勤めをした。
歌を歌うような雰囲気だけど、荘厳な雰囲気で華やかなお勤めでした。


法話は東京の松本圭介さんです。お話の中で印象に残っていることを書きとどめてみます。

 

 

祖父が真宗寺院の住職だったこともあり、お寺が身近だったという松本さん。
中学高校と進学するにつれて、お寺・仏教に興味が出てきたのもあって、大学卒業後、就職活動するかのように東京にある光明寺の門をたたいた。

その光明寺ではお寺を一般開放しているが、それだけでは人は入って来ない。
「光明寺オープンテラス」と名前をつけることで、周辺で働く人々が集まって来るようになったとのこと。
そのほかの活動として、光明寺では「誰そ彼(たそがれ)」という音楽イベントも23回開催し、インターネット上でも「彼岸寺」運営されている。

これは東京だからできるということではない。どこの地方でもできることで、最近ではfacebookも活用して地方からも発信できるようになってきた。
ということは、仏教を伝えていく方法はたくさんあるということ。


無宗教な世の中と言われるが、むしろ若い人は宗教を求めている。
これからの僧侶の在り方は「職業としての僧侶」から「生き方としての僧侶」が求められるし、このような時代だからこそ真実なるお念仏を伝えていきたい。

 

このようにおっしゃっておられました。穏やかな声なのに、とっても力強さもあって、その口調からも時代を見据えている僧侶としての姿を見たような気がしました。

 

懇親会楽しかったですねー。徹くんが一生懸命焼いてくれたお肉は大好評だったし、みそ汁で温まったし、準備頑張った甲斐がありましたねー。


準備に関わったみなさん、参加してくださったみなさん、お疲れ様でした~。

九州地区真宗青年の集い

九州大会乗り込んできました!

 

会場は美肌の湯で有名な佐賀の嬉野温泉、違うブロックからの参加にもかかわらず皆さん大歓迎してくれました。

今大会のご講師の田中信勝先生によると「昔は山口からもきてたよ」とのこと。

そんな時期もあったんですな(゜-゜)先生は23年前に佐賀教区で仏青連盟を立ち上げた時の担当専従員だったそうです。

 

教区やブロックを越えての交流はいい刺激になるので今回行かれなかった方もまた機会があれば是非一緒に参加しましょう(*^_^*)九州の方にも中四国大会のご案内をしておきました。

九州大会の熱気はすごいものがありましたが、山口教区の存在感もしっかりアピールできたのではないかと思います。結構濃いメンバーでしたから(^_^;)さすが元中央委員長の岡本さん、有名人でした。

 

さて、前夜からかなりの珍道中を経て佐賀へ到着したのですがスペースの都合上割愛。旅館の大会場には200名を超える参加者が集まっておりました。私の学生時代の友人が結構いてびっくり!全国大会でご一緒した方との再会もありました。醍醐味ですね。研修会ではまず「余命一ヶ月の花嫁」が上映されました。今回のテーマは「いのち」ということですが、彼女の人生を通して考えていくのでなく、今この場所で出逢ったいのちのキラめきを2日間を通して感じてもらいたいというのがスタッフの思いであるとのことでした。上映する映画を決める際にも紆余曲折があったようで、ほんと皆さん真面目に研修内容を考えているなと感じました。見習わねば。

 

夜は美味しい食事をいただき、あとは想像の通りです♨

 

2日目は分散会という形で班に分かれて行われました。テーマについて話し合いを行うわけですが、まず最初に10分間「お母さん」について黙って考えてくださいとのこと!なぬ!

そして思ったことをそれぞれ話してくださいと!なんと!恥ずかしいのでコメントは控えます

 (^_^;)それをとっかかりに話し合いを進めていったわけです。班は同年代で分けられていたので皆親への思いには「それわかる!」てなある共通点があったのですが、恥ずかしいのでノーコメント。皆さんもやってみては?楽しかったですよ。

 

そんなこんなで、楽しい2日間あっという間でした。中四国ブロックの大会とは雰囲気は違っていて、新鮮であり見習いたいこともあり。でも私らは私らのやり方で迫る中四国ブロック大会 in 山口を盛り上げられたらな、と思いました。


2010年全国真宗青年の集い 近畿大会 in 神戸

 

201086日~7日、神戸でFUTUREをテーマに開催されました。全国からたくさんの仲間が集まり、参加総数は370名 山口教区からは10名の参加でした。

 

【8月6日】

皆でワイワイ新幹線に乗って行ってきました。楽しみで前日よく眠れなかったなんて言う子もいて可愛いな(*^_^*)なんて思っていたら、気がつけば私年齢上から2番目でした・・・平均年齢22,8歳!!(負けないぞ!と密かに決意)

 

新神戸に降り立つとそこは真夏の炎天下、ウォークラリー本当にやるのか?というムードが一瞬漂うもやっぱり若者たち、皆元気いっぱいやる気も最高潮に達し↑モダン寺こと神戸別院へ、途中タクシーの運転手さんに別院からポートピアホテルまで歩いていくというと「えっ!」という反応でした。そんなに遠いのでしょうか?

 

神戸別院でさっそく開会式です。宗祖讃仰作法「音楽法要」を皆でお勤めしました。来年は本山でこの大会が開かれるわけですが、87日の青年を対象とした法要に合わせて開催されるので、その時のお勤めの練習とまた来年も会いましょうという思いが込められていました。記念品としてオリジナル聖典カバーをいただいたのでこれをつけておくと去年の参加者だ!とわかるようになっています。なるほど、またお会いしましょう。

  

そしてウォークラリーです。56名の班にわかれて神戸の市街地を散策しながらポートピアホテルを目指すわけですが、しらない街やし右も左もわからん・・・と思っていたら地元っ子が同じ班にいてくれたので助かりました。ご親切におすすめルートもパンフに載っていたので大丈夫!とりあえず南京町でなんか食べようと提案して行ってみましたが、ついうっかり真夏だってこと忘れていました。着いてみたら完全に食欲をなくしていて(本当に暑かったです)カフェで一休み途中には様々なミッションがありクイズに答えたりスタッフさんに特定の場所で写真をとってもらったりと盛りだくさんな内容でした。約3時間の予定時間はあっという間に過ぎてなんとかホテルにたどりつきました。幸いけが人や具合悪くなった方もいなかったみたいで一安心、スタッフの方も暑い中本当にお疲れだったと思います。

ホテルはとても豪華で夕食も美味しくいただきました。さすがに疲れていたようで、夜はぐっすり眠れました。

 

 

【8月7日】 

2日目の日程はみんなでしゃべれ場ということで、班に分かれてあるテーマについて話し合いました。何かというとヨットが遭難してしまい救命ボートで脱出する際に何をもっていくか?ということでした。

12個の候補があって優先順位を各自で考えた後、班で意見を出し合って結論を出すというものでした。水や食料、ラジオや手鏡、サメよけ薬?なんかがあって私も知恵をしぼって考えました。なんでも救助隊による統一見解として正解があるそうです。

 

班での結論を出すのに多数決や平均値で決めないという約束があり、また言いたいことは言って人の話はちゃんと聴き認識の違いは納得いくまで話し合う。同じ順位であってもそうした理由は人それぞれ異なるのでその理由もきちんと話し合うということでした。

 

正解言っちゃうと一番大事なんは手鏡らしいです。光を反射させて救助隊に発見してもらうのが一番大事なんですって、実は私かなり上位に置いていたんです!みんな結構下に置いていて一人突っ張ってる感じになってしまったんですが、この企画の趣旨を皆さまよく理解しており私の意見ちゃんと聴いてくれました。なんていいメンバーに恵まれたんだろうとこっそり感動していたら時間がきてしまいました。

 

もっと解りあいたいところですが遠くへ帰る人もいるので仕方ないですな。また来年、本山大会での再会を誓い神戸を後にしました。

 

 

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